作っていた曲もひと段落つき、更新が来ていたので、
Cubase7.0.4から7.0.5にアップデートを行おうとしたところ、
なぜかアップデートが出来ない。
eLicenserの認識が正常終了したと思われる後に、
メッセージが出て(←内容覚えてない)アップデートが終了されてしまう。
5回くらいいろいろ条件を変えつつやり直したものの、どうにも上手く行かない。
あとから考えたら、PCを再起動させてからやったら案外うまく行ったかも、
とか思うんですが、そのときは、
「パッケージ版の7.0.0から7.0.4にアップデートしたことで問題あったのかも。
配布されている7.0.2からアップデートしたらいいのでは?」という気がして、
Cubaseをアンインストールすることにしました。
アンインストールする前に、ちょっと待ったー!
そのままアンインストールすると、使い慣れた
「環境設定」や「キーボードショートカット」の設定が消えてしまいますよ! というお話。
アンインストールする前に、「環境設定とか消えたらやだなー」と思って、
どこに設定データが保存されてるか調べたら、ちゃんとありました。
ってか、Cubaseのホームページにもそれとなく情報が載っているのですが、
いまいちわかりにくいように感じましたので、ここで図解します。
※Windows7 でのやり方に従って書いていきます。
まず、スタートボタンを押し、「すべてのプログラム」をクリックします。
数々のアプリケーションの中に、
「Steinberg Cubase 7 32bit」(または64bit?)と書かれた
フォルダが見つかると思いますので、それをクリック。
その中に出てくる「アプリケーション データ フォルダー」を、さらにクリックです。
すると、このようなウィンドウが開かれると思います。
この中で特に大事なのが、「Presets」フォルダと「Project Templates」フォルダです。
「Presets」フォルダには、環境設定やキーボードショートカット、
「Project Templates」フォルダには、その名の通りプロジェクトテンプレートが入っています。
アンインストール前には、これらが入っている「Cubase 7」フォルダを
どこかにバックアップ(コピー&ペースト)しておくことをお勧めします。
再インストール後には、まず一度Cubaseを立ち上げて、それから終了させてください。
(公式に書かれていたので、とりあえずやっておいてください。
おそらく初期設定作業を行うためです)
それが終わったら、再インストール前にバックアップした
先ほどのデータを反映させましょう。
4. で解説したやり方で再び、設定が保存されているフォルダーを開いてください。
バックアップしたすべての設定データをそのままコピーしてしまうのは、
なんらかのエラーになるかもしれず怖いので、
できれば最小限のものだけをコピーするのがいいでしょう。
バックアップからコピーしてくるのは、
4. で、特に大事と言った「Presets」フォルダと「Project Templates」フォルダですね。
さらに絞ると、「Presets」フォルダに関しては、
以下に示す3つだけをコピーしてくれば充分でしょう。
あとは、再びCubaseを開き、設定を反映させれば終了です。
環境設定なら、
「ファイル」→「環境設定」をクリック。
キーボードショートカットなら、
「ファイル」→「キーボードショートカット」をクリック。
出てきたウィンドウの左下にある、下向きの三角ボタン(▼)をクリックして、
保存されている設定を呼び出して、
その後は右下の適用ボタンかOKボタンを押せば完了です。
ここらへんは、過去に環境設定をいじっている方ならわかりますね。
けっこう不安に思うところだと思います。
私も不安だったので、VSTPluginsはバックアップを取りました。
結果としては、アンインストール後もVSTPluginsのフォルダは消されずそのままでした。
とは言え、ここが消えると泣けるので、バックアップをとっておくに越したことは無いでしょう。
それから、Cubaseで保存したVSTiの音色プリセットについては、
再インストールしてから消えてなかったので不思議に思ったら、
実はMy Documentに「VST3 Presets」というフォルダがいつの間にやら作られていて、
そこに保存されていたためのようです。
不安であれば、ここもバックアップを取っておくとよいでしょう。
こういう解説記事は、書くの疲れますね!
自分が再インストールするときに情報があんまりなく、
不安な気持ちになりながらのアンインストールでしたので、
誰かの助けになれればと思い、書きました。
Cubase7、バージョンアップを重ねて
もっと安定してくれるようになるといいですね!